2024年9月くらいのAWS最新情報ブログとかをキャッチアップする – AWSトレンドチェック勉強会用資料
こんにちは、臼田です。
みなさん、AWSの最新情報はキャッチアップできていますか?(挨拶
社内で行っている AWSトレンドチェック勉強会 の資料をブログにしました。
AWSトレンドチェック勉強会とは、「日々たくさん出るAWSの最新情報とかをブログでキャッチアップして、みんなでトレンディになろう」をテーマに実施している社内勉強会です。
このブログサイトであるDevelopersIOには日々ありとあらゆるブログが投稿されますが、その中でもAWSのアップデートを中心に私の独断と偏見で面白いと思ったもの(あと自分のブログの宣伝)をピックアップして、だいたい月1で簡単に紹介しています。
9月は73本ピックアップしました。今回は結構いろんなサービスの縮退や終了についての案内が出ています。忘れず移行などの対応を行っていきましょう。
ちなみにAWSの最新情報をキャッチアップするだけなら週刊AWS、生成AIについては週刊生成AI with AWSがおすすめですが、DevelopersIOのブログを読むとAWSさん公式とはまた違った知見や解説、面白さがありますのでブログでキャッチアップという手段をとっています。AWS以外の面白い情報もいっぱいありますよ!
それではれつごー
内容
[アップデート] Amazon EC2 Auto Scaling のヘルスチェックで「Amazon EBS ヘルスチェック」がサポートされたので使ってみた 1/73
メモ: EBSを残さなくてもいいならチェックを入れておきたい
Amazon Bedrock がクロスリージョン推論(モデル実行)をサポートしました 2/73
メモ: スロットリング対策だけではなく、推論プロファイル内のどこかでサポートしていれば、使えないモデルも利用できる優れもの
[アップデート] AWS AppConfig にアカウント共通で設定可能な削除保護機能が追加されました 3/73
メモ: 過去 1 時間に作成されたリソースはスキップされる
[アップデート]Security Hub のセキュリティ標準に新たに8個のチェック項目が追加されました(2024/8/30) 4/73
メモ: Athena.4は扱いに気をつけたい
[AWS CDK] Step Functions の EcsRunTask でタスクサイズをオーバーライド可能になりました 5/73
メモ: 実行させたい処理に応じてタスクサイズを柔軟に設定する運用が簡単に実装可能
Fig が廃止されたので Amazon Q for command line へ移行してみた 6/73
メモ: 約2分で更新可能
2024 年 8 月の AWS テクニカルサポートノートまとめ 7/73
メモ: いろんな一問一答
[アップデート]Amazon Personalizeで自動トレーニングの設定をソリューション作成後でも変更できるようになりました 8/73
メモ: これまでは自動トレーニングはソリューション作成の際に設定をした内容を後から変更することはできず、ソリューションの作成からやり直す必要がありました
[アップデート] AWS FIS で安全対策のために全ての実験を実行できないようにする「Safety Lever」が導入されました 9/73
メモ: 有効にしておくと実験が自動でキャンセルされる
Network Load Balancer (NLB) で TCP idle timeout の変更を試してみた 10/73
メモ: TCPアイドルタイムアウト、デフォルト値は従来通り350秒。今回、60〜6000秒の範囲で変更が可能なりました。
AWS CDK の特定バージョン(2.142.0 から 2.148.0)で CognitoUserPoolsAuthorizer の認可スコープが設定されないバグが発生していたので対処方法を確認してみた 11/73
メモ: AWS CDK の v2.148.1 以上へのアップグレードをしよう
[アップデート] Amazon SES のセットアップタスク管理画面の構成が変わり、セットアップウィザードに VDM オプションが含まれるようになりました 12/73
メモ: 残タスクがわかりやすくなったりした
クラスメソッド発の生成AIコミュニティ、始めました。 #catalks 13/73
メモ: コミュニティやるってよ
クラスメソッド データアナリティクス通信(AWSデータ分析編) – 2024年9月号 14/73
メモ: AWS Glue の データカタログビューや Glue Data QualityのAnomaly Detectionが一般提供の開始しました、他。
SSM セッションマネージャーに必要なVPCエンドポイントが2つになっていた 15/73
メモ: VPC Endpointを減らせるので費用を削減できるぞ
[開発プレビュー版] ストレージバケットの操作インターフェースを提供できる Amplify UI コンポーネント「Storage Browser for S3」がアナウンスされたので使ってみた 16/73
メモ: とりあえず見れる
クラスメソッド データアナリティクス通信(機械学習編) – 2024年9月号 17/73
メモ: Bedrockで東京リージョンでもClaude 3.5 Sonnetが使用できるようになったニュースが大きかった
Amazon Timestream for InfluxDB がインスタンスのサイズ変更とデプロイ構成(AZ 設定)の変更をサポートしました! 18/73
メモ: マネージドに使いやすくなった
[AWS CDK] CloudFront Distribution への OAC の設定が L2 Construct で可能になりました 19/73
メモ: S3BucketOrigin.withOriginAccessControl()で簡単設定
AWS STS エンドポイント利用状況(リージョナル/グローバル)を1日分のCloudTrailログで確認してみた 20/73
メモ: STSをリージョナルエンドポイントに全面移行していくための参考手順
[アップデート] AWS Amplify Gen 2 でスケジュール実行可能な関数を作成できるようになりました 21/73
メモ: 簡単なジョブの定義よき
[アップデート] AWS Amplify Gen 2 の Storage で複数バケットがサポートされたので使ってみた 22/73
メモ: isDefaultを追加してあげることで増やせる
[アップデート] Fargate Spot で AWS Graviton ベースのコンピューティングがサポートされました 23/73
メモ: Gravitonでも最大 70% 割引価格が利用できる
Amazon Bedrock に追加された Stability AI の画像生成モデル Top3 が、AWS CDK でモデル識別子として利用可能になりました 24/73
メモ: すぐ使えるよ
[アップデート] Amazon RDS Custom for SQL Server が大阪リージョンをサポートしました 25/73
メモ: やったね
AWS CDK で VPC Lambda の IPv6 アドレスへのアウトバウンド通信の許可が簡単に設定可能になりました 26/73
メモ: allowAllIpv6Outboundで簡単に設定できる
[アップデート] AWS IAM Identity Center のアクセスポータルでユーザーごとに言語とビジュアルモードを設定できるようになりました 27/73
メモ: マネコンと同じように設定できる
Amazon RedshiftとAmazon RDS for MySQLとのゼロETL統合が一般提供開始したのでやってみた 28/73
メモ: RDS -> Redshiftで統合できる
[アップデート] Amazon Bedrock で提供されている機能の名前が変わりました 29/73
メモ: XXX for Amazon Bedrock から Amazon Bedrock XXX の形式に名称変更
[アップデート] Amazon Cognito で多要素認証(MFA)の方法に E メールを設定できるようになりました 30/73
メモ: どうしても必要な場合のみ使う感じ
[アップデート] Amazon QuickSight の Google BigQuery データセットでダイレクトクエリモードも使えるようになりました 31/73
メモ: 分析が参照する度に BigQuery 側にクエリが発行され最新のデータが取得されますのでリアルタイム性が要求されるワークロードでも採用することが出来るようになります
AWS CDK の aws-iot-alpha モジュールでロギングが簡単に設定可能になりました 32/73
メモ: 設定可能なのは AWS IoT 全体のロギング設定であり、特定のモノやグループに対する設定はできません
[アップデート] Amazon EventBridge のパイプ機能(EventBridge Pipes)でもカスタマーマネージドキーを使った暗号化がサポートされました 33/73
メモ: 従来は AWS マネージドキーで透過的に暗号化されていたのですが、先日のアップデートでカスタマーマネージドキーも使えるようになりました
[アップデート] Amazon Bedrock Knowledge Bases がクロスリージョン推論をサポートしました 34/73
メモ: 今回のクロスリージョン推論は「テキスト生成モデル」のシーンでサポートしました
[アップデート] AWS WAF のマネージドルールグループ「Bot Control」に新しいバージョンが追加され Targeted ルールが強化されました 35/73
メモ: トークン再利用検出が追加で国や ASN での識別も追加され、さらに Low - Medium - High とレベル付けされるなど
CloudWatch Syntheticsのsyn-nodejs-puppeteer-7.0をsyn-nodejs-puppeteer-9.0にアップグレードしてみた 36/73
メモ: AWS SDK for JavaScript V2からV3に移行するなどの対応が必要
[アップデート]Amazon Connect エージェントステータスがCloudFormationに対応しました 37/73
メモ: 削除はできない
[アップデート] AWS Amplify Gen 2 が関数の非同期呼び出しをサポートしました 38/73
メモ: 今年の 5 月に AWS AppSync で Lambda データソースの非同期呼び出しがサポートされていたのですが、これが Amplify Gen 2 の機能としてもサポートされたという内容
[アップデート] GitLab ランナーとして AWS CodeBuild を使えるようになりました 39/73
メモ: GitLabを利用しつつAWS上でビルドが簡単にできるようになった
AWS Managed Microsoft ADでユーザとグループがAWSマネジメントコンソールなどから直接CRUD操作できるようになったので見てみた 40/73
メモ: おーすげー
[NEW] オンプレでMediaLiveが動く!AWS Elemental MediaLive Anywhereが登場しました 41/73
メモ: 内部的にはAmazon ECS Anywhereを使ってオンプレミスリソースを管理しているようでした
[アップデート] Amazon CloudWatch Synthetics で Lambda 関数へのタグレプリケーション機能が追加されました 42/73
メモ: Lambda 関数に Canary と同一のタグをコピー出来るようになった
【New!】AWS Database Migration Serviceに拡張モニタリングが追加されました 43/73
メモ: 帯域幅などを確認することができるようになったことで、移行状況をより詳細に確認することができるようになりました
[アップデート] AWS CloudFormation の Git 同期機能がプルリクエストにスタック変更内容をコメントしてくれるようになりました 44/73
メモ: めっちゃよき
2024年9月に公開されたAWSサービスのサポート終了アナウンスまとめ 45/73
メモ: 要確認
Linux向けインストーラー版AWS CLI はRHEL 6のような古い環境では動かなくなります 46/73
メモ: 古いglibc 2.12ベースの RHEL 6 や glibc 2.15ベースの Ubuntu 12.04 で2024/09/16以降にリリースされたAWS CLIを実行するとエラーとなる
[アップデート] Amazon SES の Mail Manager ルールセットで MIME ヘッダーを条件とするルールが設定可能になりました 47/73
メモ: 追加のヘッダ検証ができる
Amazon ECS が利用するコンテナイメージのスケジューリングロジックが変更されました 48/73
メモ: 本番相当での latest タグの利用は変わらず非推奨ですのでご注意ください
Amazon Bedrock Knowledge bases の高度な解析オプションを試してみる 49/73
メモ: 内部の動作も面白い
SageMakerの新しいSDKとしてSageMaker Coreが発表されました。 50/73
メモ: Pydanticを用いたモデルが多く使われており、パラメータ設定時のIDEの補完が聞きやすく、SageMakerのAPIとも1対1となり関連付けが分かりやすくなっている
[GA] AWS Backup に新しいボールトタイプ「論理的にエアギャップのあるボールト(Logically Air-gapped vault)」が追加されました 51/73
メモ: ワークロードアカウントとバックアップ先を分離しつつ、バックアップデータへの攻撃に備えたい場合に使えそうです
[アップデート] AWS Backup Audit Manager で「Logically air-gapped vault」の格納状況を検出するためのコントロールがフレームワークに追加されました 52/73
メモ: コンプライアンスチェックできる
【New!】Amazon EC2 Instance ConnectがIPv6による接続をサポートしました! 53/73
メモ: よき
WafCharmのコンソールがリニューアルしていたので試してみた 54/73
メモ: よいかんじ
AWS CDK で、Kinesis Data streams をターゲットとした EventBridge Rules に DLQ を簡単に設定可能になりました 55/73
メモ: inesis Data streams をターゲットとしている場合にも DLQ を L2 Construct で簡単に設定できるようになりました
Amazon Lex V1 は、2025年9月にサービス終了予定です 56/73
メモ: 2025 年 3 月 31 日以降、V1 ボットでは新しいリソースの作成ができなくなるので移行しよう
【New!】Amazon SageMaker Studioでアイドル状態のアプリケーションを自動シャットダウンできるようになりました 57/73
メモ: Cloud9のように自動シャットダウンできる
AWS CDK で OpenSearch Service のエンジンバージョンに v2.15 を簡単に指定可能になりました 58/73
メモ: v2.15 を L2 Construct により簡単に指定可能
「C8g」「M8g」 AWS Graviton 4を搭載したEC2インスタンスがリリースされました 59/73
メモ: 価格は少し上がっているがコスパは向上しているはず
2024年10月09日(水):AWSの生成AI認定試験『AWS Certified AI Practitioner』の傾向と対策・勉強法解説イベントを開催します。 #catalks 60/73
メモ: よさげ
【アップデート】S3ライフサイクル移行ルール変更:デフォルトの最小オブジェクトサイズの導入でコスト最適化を実現できるようになりました 61/73
メモ: コストと要件を確認して設定しよう
AWS CDK で CloudFormation スタックの SNS 通知をスタック定義内に指定可能になりました 62/73
メモ: 今まではこの通知設定は CDK デプロイコマンドの --notification-arns オプションで指定する必要がありましたが、今回のアップデートによりスタック定義内にコードで指定できるようになりました
[アップデート] AWS Organizations に AWS Chatbot の利用を制限するチャットボットポリシーが追加されていたので試してみた 63/73
メモ: AWS Chatbot で利用するチャットツールを制限できる機能であり、Amazon Chime は許可しないが、Slack は許可するといったポリシーが適用できました
【New!】Amazon Aurora MySQLがRDS Data APIをサポートしました! 64/73
メモ: 従来は、Amazon Aurora PostgreSQLのみのサポートとなっておりましたが、今回新たにAmazon Aurora MySQLでもサポートした
[update] Amazon IVS Real-Time StreamingでRTMP ingestをサポートしました! 65/73
メモ: IVS Real-Time Streamingが従来までのWebRTCとWHIPに加えて、より多くのStreaming SoftwareでサポートされているRTMPによるIngestをサポートしました
[アップデート]GuardDutyのGetFindingsStatistics APIが更新され、日付やアカウント単位での統計がサポートされました 66/73
メモ: いろんな集計ができるよ
[要移行] AWS WAF Classic (v1)が2025年9月30日で終了します 67/73
メモ: 移行しよう
[アップデート] CloudTrailでVPC Endpointのネットワークアクティビティのログ記録がサポートされました 68/73
メモ: VPC Endpointで止まった記録も取れる
[アップデート] RetrieveAndGenerate API で Cohere, Meta, Mistral AI のモデルが利用可能になりました 69/73
メモ: 今までは AWS 社の Amazon Titan, Anthropic の Claude シリーズのみサポートしていました
Amazon ElastiCache for RedisとAmazon MemoryDB for Redisの正式名称が変わっている様です 70/73
メモ: APIは変更なし
[アップデート] 大阪リージョンでAWS Application Migration Service (AWS MGN)のVPC Endpointが利用できるようになっていました 71/73
メモ: これから大阪リージョンをメインで利用したいと言った場合にも二段階移行(オンプレミス→東京→大阪)する必要がなくなりました
[アップデート] Amazon MWAAがApache Airflow 2.10をサポートしました 72/73
メモ: ダークモードが使えるなど
[アップデート] AWS Lambdaのイベントソースマッピングとコード署名設定がタグをサポートしました 73/73
メモ: 細かくコントロールしたい時にどうぞ
まとめ
みなさん、トレンディになれましたか?気になるアップデートがあったらすぐに使ってみてください!
ガンガンキャッチアップしていきましょう!